2022年春夏の入荷の中でもおすすめなのがこちらのフリンジバスケットです。フリンジバスケットを作り始めて5年はたつと思うのですが、どんどんフリンジバスケットの出来上がりが良くなってきたので、今年はサイズ、カラーも豊富に取り揃えました。イエローの発色も良くシンプルな装いのポイントになりそうです。ハンドルを内側にとりつけているので、すっきりした印象。
ケニアではサイザル麻で編むカゴ作りが盛んで、農村に住む女性たちによって受け継がれてきた手仕事です。
(サイザルバスケットは、サイザルの葉を刈り取って繊維をとりだし、糸に撚ってから染めたものを、乾かし、編んで作りました。)
すべての工程を手作業で行っています。
内布・内ポケットはないシンプルなかごバッグです。
丸底なので、見た目より大容量です。
使いはじめは少しサイザル特有のチクチク感がありますが、使っていくと馴染んできます。
使わないときにはぺたんこに畳んでしまっておけるので、かさばりません。
ボディは数十年使ってくださる方もいらっしゃるほど丈夫です。
ハンドルをつけたままでも、ハンドルを外してボディを物入れかごに使うこともできます。自然素材なので、土に戻ります。
品番:ba675-FRS
材質:サイザル麻
原産地:ケニア
- サイザルバスケットは材料の採取から編み上げるまでの工程がすべて手作業の商品です。1点ずつ微妙にちがいます。ご希望の場合にはお送りする製品の画像を送りしますのでお問い合わせください。
- ご購入後半年以内に壊れてしまったり、問題があった商品については、交換、修理いたしますので、ご相談ください。
- また何年かたってハンドルの不良などの場合もご相談ください。革のハンドルに変更することなどできます。
サイズとはいるもの
サイズ:底φ20×h15cmハンドル25cm
SSサイズは、ちょっとそこまでのお出かけにちょうどよい、小ぶりで横長のプロポーション。お財布、携帯、ハンカチ、横向きの文庫本がおさまります。小さくて中が見やすく、ものが取り出しやすいです。お財布とエコバッグを入れて買い物に、子供さんの送り迎えなど、必要最小限のものを持って出かけるときに一つあると活躍します。
画像(内容例):310mlペットボトル・三つ折り傘・ミニ財布・小銭入れ・あずま袋
サイザルバスケット(バッグ/かご)について
ケニア内陸部に住むカンバ族の女性の手仕事。en plusのサイザルバスケットは、ケニアの首都ナイロビから少し離れたマチャコス、キツイ地方の職人たちの手によるものです。
彼女たちは家事、育児、畑仕事のかたわら、おしゃべりしながら、店番しながら、歩きながらでも、バスケットを編んでいます。
→サイザルバスケット(バッグ)と生産者についてもっと見る
サイザル麻(Agave sisalana)はアフリカやメキシコ・中南米に生息するリュウゼツランという植物。多年草植物で、剣のような形状の硬い葉が放射状に生える葉の繊維です。リュウゼツラン科の実は麻の仲間ではないのですが、もっともポピュラーな繊維である「麻」と、その繊維が積み出されていた港の名前「サイザル」から名づけられました。
ケニアの中でもマチャコス、キツイなどのエリアで多く育てられ、道の脇にサイザルが続く光景をよく見ます。つらなっているのは根っこで繋がっていることも関係しているようです。この地方ではサイザルだけでなくにたような形状の植物をたくさん見るのでこの地方の気候にサイザルはとても適しているのでしょう。
サイザル麻はバスケット以外にもひもやロープにします。水曜のマーケットデーにはサイザルの糸やロープが並びます。
サイザルだけでなく、バオバブ、パームで編んだバスケットのこともまとめて現地ではKIONDO(キオンド)と呼ばれています。
お取り扱い上の注意
- 本製品は天然の植物を利用した手作りの製品です。多少の歪み、色むら等が見られる場合があります。
- 使いはじめは、繊維のこまかな飛び出しによりサイザル麻特有のチクチク感があり、衣類への引っ掛かりや、お肌への刺激となる場合がございます。
- 水濡れや摩擦により、色移りの可能性がございます。特に薄い色の服を着用の際は、直に擦れないようにご注意ください。
- 繊細なお洋服に擦れると、生地が傷んでしまうことがありますので、ご注意ください。
- 湿度の高い所の保管を避け、風通しのいいところで、出来るだけ乾燥した環境で保存しましょう。使わない時期にはよく乾燥させてから袋にいれて高い場所に保管してください。使わないで低い場所に置いていると、湿気を吸ってカビることがあります。
- 製品の色合いは経年変化していきます。
- 汚れてしまった時には、硬くしぼったふきんなどで拭いてください。