カンガは東アフリカ地域の女性が衣服として用いる大判のプリントで スワヒリ語で「ホロホロ鳥」という意味。ホロホロ鳥の羽のようなドット模様がデザインのルーツになっていることなどから名づけられました。
はじまりは 1860年代に、ポルトガルからはいってきたハンカチを6枚縫い合わせて「レソ」という大判の一枚布を作って、体に巻きつけることが流行ったことだと言われています。日本でも1930年ごろから1960年くらいまでカンガが生産されていて東アフリカに輸出していたそうです。
大判(160×110cm)の一枚布で、素材はコットン。
カンガの文様構成は布のまわりのPINDO(ピンド)と呼ばれる縁取り部分とMJI(ムジ)と言われる中央部分に、さまざまな模様が描かれています。センターの下にJINA(ジナ)というスワヒリ語のカンガセイイングがプリントされています。通常は2枚ひと組で売られており、東アフリカでは女性たちが色とりどりのカンガを胸や腰に巻いている姿を目にします。1枚を巻きスカートのように、腰に巻いて、もう一枚をショールのように肩にまく姿をモンバサでよく見ます。
その着こなしは100通りもあると言われるほか、荷物を運ぶのにも、敷物としても、生活のさまざまなシーンで使われています。赤ちゃんが産まれた時には新しいカンガをおくるみにし、女性がなくなった時にはカンガで覆って葬るというくらい、女性たちの人生になくてはならないものです。カンガには必ず「カンガセイイング」と呼ばれるスワヒリのことわざや、道徳的な格言、愛の言葉などが書かれています。
KA036-9411
カンガセイイング:TUJUMUIEKENI PAMOJA SIKU NI LEO
「お祝いにみんな集まりましょう。今日は特別な日です」
サイズ:w160×h110cm
材質:コットン
原産地:ケニア
※商品によって生地のゆがみや多少の版ずれがあります。
※色味についてご注意ください
画像と実物の色に差異がございます。(サイトの画像の方が明るいです)
色味について詳細を知りたいという方は、メールでカンガの番号をお知らせください。
数枚画像をお送りいたしますので、ご確認のうえご注文をよろしくお願いいたします。
布製品のお取り扱い上の注意
- 表面がツルツルしているものがありますが、糊です。洗っていくうちにとれます。
- 最初の数回は色落ち、色移りをすることがありますので、他の衣類と一緒に洗濯しないでください
- お洗濯の際は、水に漬けたり濡れたままにせずに、すぐに乾かしてください。