だえん底のボディに、平革のハンドルです。バスケットが大きくないので、荷物が少なめな方に。ケニアではサイザル麻で編むカゴ作りが盛んで、農村に住む女性たちによって受け継がれてきた手仕事です。(サイザルバスケットは、サイザルの葉を刈り取って繊維をとりだし、糸に撚ってから染めたものを、乾かし、編んで作りました。)
すべての工程を手作業で行っています。
内布・内ポケットはないシンプルなかごバッグです。
幅のある楕円底なので、見た目より大容量です。
使いはじめは少しサイザル特有のチクチク感がありますが、使っていくと馴染んできます。使わないときにはぺたんこに畳んでしまっておけるので、かさばりません。
ボディは数十年使ってくださる方もいらっしゃるほど丈夫です。
平革のハンドルなので、サイザルのチクチク感が気になる方には、おすすめです。
サイズ:w30cm×d20cm×h20cmハンドル30cm
品番:ba542
材質:サイザル麻、牛革(キャメル)
原産地:ケニア
サイザルバスケット(バッグ/かご)について
ケニア内陸部に住むカンバ族の女性の手仕事。en plusのサイザルバスケットは、ケニアの首都ナイロビから少し離れたマチャコス、キツイ地方の職人たちの手によるものです。
彼女たちは家事、育児、畑仕事のかたわら、おしゃべりしながら、店番しながら、歩きながらでも、バスケットを編んでいます。
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サイザル麻(Agave sisalana)はアフリカやメキシコ・中南米に生息するリュウゼツランという植物。多年草植物で、剣のような形状の硬い葉が放射状に生える葉の繊維です。リュウゼツラン科の実は麻の仲間ではないのですが、もっともポピュラーな繊維である「麻」と、その繊維が積み出されていた港の名前「サイザル」から名づけられました。
ケニアの中でもマチャコス、キツイなどのエリアで多く育てられ、道の脇にサイザルが続く光景をよく見ます。つらなっているのは根っこで繋がっていることも関係しているようです。この地方ではサイザルだけでなくにたような形状の植物をたくさん見るのでこの地方の気候にサイザルはとても適しているのでしょう。
サイザル麻はバスケット以外にもひもやロープにします。水曜のマーケットデーにはサイザルの糸やロープが並びます。
サイザルだけでなく、バオバブ、パームで編んだバスケットのこともまとめて現地ではKIONDO(キオンド)と呼ばれています。
お取り扱い上の注意
- 本製品は天然の植物を利用した手作りの製品です。多少の歪み、色むら等が見られる場合があります。
- 使いはじめは、繊維のこまかな飛び出しによりサイザル麻特有のチクチク感があり、衣類への引っ掛かりや、お肌への刺激となる場合がございます。
- 水濡れや摩擦により、色移りの可能性がございます。特に薄い色の服を着用の際は、直に擦れないようにご注意ください。
- 繊細なお洋服に擦れると、生地が傷んでしまうことがありますので、ご注意ください。
- 湿度の高い所の保管を避け、風通しのいいところで、出来るだけ乾燥した環境で保存しましょう。使わない時期にはよく乾燥させてから袋にいれて高い場所に保管してください。使わないで低い場所に置いていると、湿気を吸ってカビることがあります。
- 製品の色合いは経年変化していきます。
- 汚れてしまった時には、硬くしぼったふきんなどで拭いてください。